UC Berkeley Extensionって何!?

       
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Hiro

Sep.07.2015 - 07:17 pm

 初めまして!

 私はUC Berkeley ExtensionでBusiness Administrationを勉強している山本裕貴(ひろき)です!

 半年近くカルフォルニアに暮らしてますが、バークレーに来る前も来た後も多くの人からExtensionって何??って聞かれることが多いので今回はExtensionとは何か、どのようにApplyするのか、どんなプログラムがあるのか、について説明していきたいと思います!!また、今受けている授業内容・クラス構成なども触れていくので、留学を考えている方は是非参考にしてみてください!!

*上の写真: Photo Credit URL: https://flic.kr/p/ccFqqE


<Extensionとは>

 海外の大学などで、社会人・留学生向けに短期で学べるように開講している公開講座のことで、幅広く専攻も選べます。講義を教える方は、教授だけではなく、実際にビジネスの経験があり、その分野に特化している方など様々です。


<出願の仕方>

 出願はオンラインで行います。準備する書類は主に6つあります。

1. エッセイ(なぜExtensionに参加したいのか、バックグラウンド、 etc.)

2. 残高証明書(プログラム費の支払い能力があるのを証明するため)

3. 履歴書

4. 英語能力の証明(TOFEL: 79(iBT) or IELTS: 6.5以上)但し、出願する年によって変更あり

5. 大学(日本)の時の成績 or 2年間の社会経験

*ちなみに僕が取っているプログラムは2014年の10月までは、社会経験2年が応募必要条件の1つだったんですが、10月から条件が変わって大学3年を終了していればOKという条件に変わりました!プログラムによっては社会経験必要なのもあるので、よく確認してみてください!

6. 申し込み用紙

 基本的に上記の書類を準備して、春・夏・秋・冬のそれぞれの期間と自分のタイミングの合う時に応募すれば大丈夫です。詳しくはHPをチェックしてみて下さい!http://extension.berkeley.edu/static/international/fees/idp/

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Photo Credit URL: https://flic.kr/p/e6V79f


<プログラムの種類>

 今、僕はExtensionの中でも、IDP (International Diploma Program)っていう4ヶ月のプログラムに参加してます。IDPの”売り”はMBAの1/6の期間(4ヶ月)でより実践的なツール、知識、実務経験を身につけることが出来るということで、キャリアアップの為に出願する人も多いです。現在、4ヶ月のプログラムは全部で5つあります。

1. Business Administration

2. Marketing

3. Finance (Financeは、2016年には開講しないっていう噂です。)

4. Global Business Management

5. Project Management

 プログラムの1つとして、インターンシップ(無給)を4ヶ月間することが出来ます!僕も今取っているプログラムが終わったらインターンをします。また、4ヶ月のプログラムを2つ取って、インターンを4ヶ月し、計12ヶ月参加すると、OPT (Optional Practical Training)という1年間アメリカで有給インターンをするチャンスが得られます。アメリカで働けるチャンス、まさにアメリカンドリームが叶うかもしれません!

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(前半の予定表)


<授業構成>

 クラスは午前と午後の2つに分かれていて、午前は9:30〜12:30、午後は1:30〜4:30と1科目・3時間で休憩が1、2回あります。ちなみに、授業科目はあらかじめ決められていて、大学の授業みたいに好きな曜日・時間に好きな科目を選ぶことは出来ません。

 僕の取っているBusiness Administrationでは、どんな事勉強するの?って方、お答えします!!

 以下、僕たちが学ぶ教科です。

・Management Accounting (管理会計)

・Organisation & Management (組織運営)

・Business Negotiation (交渉学)

・Applied Economics for business (応用経済学)

・Corporate Financial Management (企業財務管理)

・Introduction to Marketing (マーケティング入門)

・Strategic Business Management (経営戦略論)

・Business Forecasting & Planning (企業予測&計画)

 各授業で、どんな事を勉強しているか具体的に説明します。

・Management Accounting (管理会計)

 在庫、コスト等をどのように会計上で処理するかを学び、マネージャーとしてどういう判断をするのが良いのかといったことを学びます。例えば、自転車メーカーで通常1台$300で販売するところ$250で販売したことで、追加注文を受けたとします。その時に、工場における変動費・固定費といった費用やマージンに着目し、この追加注文を受けたら会社にとって利益になるか、それとも損するか等、数字をベースにどの判断が良いか考えていきます。

・Organisation & Management (組織運営)

 この授業は少し変わっていて、分厚い教科書を授業の最初に渡されるんですが、それはほぼ使わず、授業では、ほとんどゲームをして遊びます。組織運営なので、他の人とどう関わり合い、チームとして働くかについて学びます。僕が思うにチームワークを学ぶ上で、教科書に書かれている単語・理論をただ頭で記憶するより、実際に自分と考えの違う人や似ている人と作業をすることで実践的に学べると教師が考えていたので、ゲームを沢山させていたのだと思います。文化も考え方も違う人たちと一緒にチームワークについて学ぶのはとても良い経験だと思います。

・Business Negotiation (交渉学)

 交渉学の授業では、基本2人1組になり、いろんなケースが渡され、それぞれの役割に分かれ、パートナーと交渉をします。交渉に勝てば良いといった訳ではなく、いかにお互いのニーズを満たすwin-winな解決策を見つけるかっていうのが重要なポイントになっています。自分の感情をコントロールし、相手にどのように質問をしていけば、良い交渉になるか、”準備”→”交渉”→”フィードバック”この3ステップで、実践的に学んでいきます。

・Applied Economics for business (応用経済学)

 応用経済学ですが、授業を受けた感じではそこまで応用ではないと思います。でも、教師の教え方が凄く上手く、実際のビジネスにおいてどのように経済学を活用していくかっていうのに焦点を当てて授業を進めていきます。

・Corporate Financial Management (企業財務管理)

 The ファイナンスの授業です。実際の企業のキャッシュフロー、バランスシートを見て、どういう状態か分析したり、公式を使ったりして、この会社は成長しているけど、リスクを負っている等どのように会社を分析していくか実際の企業のデータも使いながら学んでいきます。

・Introduction to Marketing (マーケティング入門)

 イントロダクションレベルのマーケティングについて学びます。ほとんどグループワークで、1回の授業で、2〜3回ほどグループに分かれ、いろんな作業をします。例えば、”オレオの新しい広告を考えて、発表して”といったお題が出されて、みんなで考えて発表します。授業の最後には、企業を1つピックアップし、その企業がどうマーケティングの面で改善出来るかについて、グループで発表します。みんなと一緒にアイデアを考えるのが個人的に、結構楽しかったです。

・Strategic Business Management (経営戦略論)

 この授業は個人的に面白いなって思っています。最初に3人1組のグループに分けられ、1グループ=1つの会社としてビジネスシュミレーションゲームっていうのをプレイします。簡単に説明すると、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・ラテンアメリカに工場を作って、靴を売るっていうゲームをパソコン上でし、どのチームが一番売上げを稼ぐことが出来るかを競います。1位になったチームが一番高いポイントを貰えて、成績も良くなるという仕組みです。どの地域が価格に敏感で、どれだけ広告費を使うか、高品質 or 安い靴を作るか、工場を売るか or 買うか、など全部自分たちで決めていきます。ちなみに、この前、順位が6位中5位から2位に上がり、チームの人たちとめちゃくちゃ盛り上がりました!!

・Business Forecasting & Planning (企業予測&計画)

 この授業では、主にエクセルを使い、株価の変動や店の売上げがどう変化するかといった予測をしていきます。なので、統計学も学びます。教師は、かなりフランクで授業の後に一緒に飲みに行ったり、日本で働いた経験もあったりとユニークな方です。

 以上が大まかな授業の内容です。

 大体、最初の2ヶ月で前半4つの科目が終わって、残りの2ヶ月で後半4つの科目を勉強していくっていう流れです!感覚的に、前半は個人作業が多く、後半はグループで課題を解いたり、プレゼンをしたりとグループワークが多いです。


<クラス構成>

 クラスの平均人数は15〜20人程度で、僕のクラスには、20人います。

 国別の割合は、ブラジル人(5人)・台湾人(3人)・スペイン人(3人)・インド人(2人)・シンガポール人(1人)・香港人(1人)・ドイツ人(1人)・中国人(1人)・チリ人(1人)・フランス人(1人)・日本人(1人)っていう感じです。

 全体的に、どのプログラムもなぜかブラジル人が多いです。年齢もだいたい21〜35歳と幅広く、UC Berkeleyの学部卒業生・エンジニア・大学院で生物学専攻・兵役終了後に来た人など、様々なバックグラウンドを持った人たちがいます。いろんな国の人と、また違った経験をしてきた人たちと4ヶ月一緒に勉強出来るのは、このプログラムの大きな魅力の1つだと思います!

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Photo Credit URL: https://flic.kr/p/ceQKds


<Extensionの欠点>

 最後に、留学を考えている方のためにも個人的に感じたExtensionの欠点をいくつか挙げたいと思います。

・Extensionのビルが、UCバークレーのメインキャンパスの少し外にある。

・ジムのメンバーになるのが他のバークレー生に比べて高い

(1セメスター(3〜4ヶ月):タダなのが、extension生の場合、$150かかります。)

・教室が寒い

(なぜか、いつもクーラーが効いていて、切るようにお願いしても、全部の教室が1つの空調によってコントロールされているっていう理由で寒い中、授業を受ける事が多々ある。)

 最後に欠点を言いましたが、Extensionならではの魅力もたくさんあるので、自分なりに良いなって思ったら是非参加してみてください。この記事が、少しでも情報収集の手助けになっていたら幸いです!もし質問がありましたら、遠慮なくバシバシ質問を送ってください!!

 感想・質問等は下記のメールアドレスにお願いします!

 山本裕貴 (Yamamoto Hiroki)

 futsalhiro@gmail.com

 

       

Hiro

UC Berkeley Extensionで経営管理学を勉強してます! 今、慶應大学を1年休学してバークレーに留学しに来ています。 よろしくお願いします!!ちなみに、質問大歓迎です!(futsalhiro@gmail.com)